園児・未就園の親子が参加し、パーカッショニストで「日本廃品打楽器協会会長」の山口とも(ともとも)さんを招き「ガラクタ音楽会」を行いました。
呼び声でともさん、仰々しい姿でにぎやかに登場。
スチール缶や傘、豆にうちわに水道管など、日々の暮らしで出る廃品を用いた演奏会のはじまりはじまり。ともさんのゆかいなパフォーマンスに大笑いしたり、びっくりしたり。
トマトの水煮缶と長いバネが奏でる不思議なサウンドに「…宇宙や〜♫」とうっとりする子も。
ゆかいな演奏に続いて、こんどはみんなの出番。新聞紙とペッカー(ペットボトルで作ったシェイカー)を使って、からだをいっぱいつかって合奏や行進。
演奏会の後は、ともさんと一緒にお昼も楽しみました。
「音楽」というと、ついつい大人は楽譜と楽器、じょうずに演奏…とイメージを固定しがち。でもさまざまな素材や環境が発する音にメロディーやリズムを感じ、みんなで空間や時間を共有する…大ゲサかもしれませんが、子どもの姿を通して、人間と音楽の原点について、あらためて考える機会ももらいました。
かがくあそびや栽培労作など、園で取り組んでいる活動とともに、幼子だからこそ受け取ることのできる、文化や社会への興味関心や感性を広げる機会を届けていきたいと思います。