きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。 —ルカによる福音書 2章11節—
(ナゼか)感染状況が落ち着いたこの歳末。偶々乗ったタクシーの運転手氏によれば、金曜の夜、週末の立川駅周辺は結構混み合ったそう。この一年に失われし時を取りもどさん?と、足許おぼつかぬ酔客も散見されるとか… 皆様どうぞご自愛ください。
さていよいよアドベント(待降節)、クリスマスに向け飾りつけが進行中。本園でも屋外の非常階段をツリーに見立てたイルミネーションの準備を始めました。
この時季は市街にご家庭のバルコニーと、色とりどりの鮮やかなイルミネーションに彩られます。こちらも負けじと飾り立てたくもなりますが、避難経路が通れぬほどにやたらコードを張り巡らす訳にはいかず、されどあまりにアッサリさびしいでは、駅そばだけに裏路地の「昭和スナック」と間違われそうな…(慎ましくも上品な表現についてご助言いただければありがたいです)。
ともあれ寒風吹きすさぶ闇夜、遠くに灯る光には誰しも、希望や安らぎを覚えることと思います。しろ組の演じるページェントにもある通り、その昔、東方の三博士は夜空に高く、ひときわ輝く星のみを頼りに、幼子の眠るベツレヘムの地へと導かれました。毎夕の帰り際、お迎えを喜ぶお子さんと一緒にささやかですがツリーの灯を愉しんでもらえれば幸いです。(園長)