そそいでください。あなたの恵みを、あなたを知るものに。 —詩篇36篇10節—
「鬼の霍乱(かくらん)」という言葉があります。「揮霍撩乱」=もがいて手を振り回す意から、日射病や暑気あたりを指し、転じて普段元気な人が珍しく病気にかかることを指すようになったそうです。他人に面と向かって「鬼」と呼ぶのもはばかられてか、あまり多くは使われませんが、インフルエンザや新型コロナ等の急に現れる症状はこの言葉の通りかもしれません。今週に入り、園内外における罹患の報告・連絡が増えています。感染予防を含め、どうぞご自愛ください。
2月初旬の行事といえば節分。人形劇に関する法人内研修がご縁で、赤鬼・青鬼のかぶり物がやってきました。背丈もかなり大きく、こわいような、でもどこかユーモラスな表情の鬼たち。劇あそびをはじめ活用してきたいと思います(ひょっとすると今回の節分にも現れるかもしれません)。
節分を過ぎると、三寒四温を繰り返しながら春の足音が徐々に聞こえてきます。子ども達と一緒に元気に無病息災を願い、来る季節を迎えたいと思います。(園長)