光の子らしく歩きなさい。 —エペソ人への手紙 5章8節—
先日バスに揺られながら、横浜市の「こどもの国」までスタッフと共にしろ組とのおわかれ遠足に同行しました。
前日に吹き荒れた強風もやみ、暖かな遠足日和。
広がる青空のもと、子ども達は敷地内の起伏ある坂道や丘、遊び場を元気にめいっぱい駈け回っていました。私も童心に返ったつもりで? ローラーすべり台に二度、三度とおつきあいした結果、一週間経ってもおしりの痛みがとれません(こどもの楽園 というものは、大人にとっては必ずしもそうとは限らないものです…))。
園内を歩きながら、かつてはここに旧陸軍の弾薬庫があったこと、戦後の進駐軍による接収とその後の返還を受け、国費や民間企業・団体、多くの個人の協力で施設が整備された経緯を知りました。米軍基地が緑豊かな公園へと姿を変えた、我が街・立川との共通点を感じるとともに、今もなお世界で紛争の絶えぬ中、心穏やかに暮らす平凡な日常があることへのありがたさ、尊さを感じます。
お昼どき、広場のかたわらに立派なサクラの木を見つけました。品種まではわかりませんが早咲きの品種でしょうか、つぼみを大きく膨らませていました。
春の陽射しを子ども達と歩きながら、いよいよ週末は卒園式。光の子の門出はもうすぐです。(園長)