感謝の心を持つ人になりなさい。 —コロサイ人への手紙 3章15節—
パーカッショニスト・日本廃品打楽器協会会長の山口ともさん（ともとも）を招いての「ガラクタ音楽会」。山口さんとは6〜7年前、ルミネ立川屋上でのステージを目にし共感、知遇を得て以来のおつきあいです。
当時の雰囲気を子どもたちにも伝えたく今回初めて青空の下、分園庭を使って行いました。電車や貨物の通過音も交えつつ、子どもも先生も一体となり、大いに盛り上がり。
その昔、人類が「音」を「楽」しむことを知ったのはいつのことでしょう。
「誕生は進化を、成長は文化文明をたどる旅」…子どもたち、とりわけ楽譜も音階もまだ意識することのない2〜3歳児が、数々の素材が生み出す音や拍子に笑い、踊り、共にはしゃぐ姿に「人間文化の源流を見る」…そう感じずにはいられません。
映像も残してはいますが、あえて子ども達に繰り返し見せたりはしません。
開催から日も経ちましたが、もし話題にのぼったらぜひ「どんな音がした？」と聞いてあげてください。喜んで返す擬声やしぐさ、その自己表現こそが「音楽」です。
邂逅の機会をつくられた神様、そして山口さんとガラクタ（とルミネ）に感謝。（園長）
