CHILDREN ARE
OUR GREATEST TREASURE
— 子ども達は尊いものを秘めた玉石 —
子ども達はだれでも、無限の可能性を秘めています。
子ども達自身が尊き自己を発見し、それぞれに与えられた天分を、将来十分に発揮できるように… その為のしっかりとした土台づくりをすることが保育の目標です。
つよい体でよい頭、きれいな心の「光の子」これが、草萠学舎の求める子どもの理想像です。
キリスト教保育
「人は皆神様によってつくられたものであり、神様は人間を深く愛してくださっているのだ」ということを子ども達に伝え、家族や保育者に守られている経験を通して自分がかけがえのない存在であることを知るようになることを願っています。
毎日の礼拝や毎週月曜日の牧師先生による聖話を通して神様の愛を知り、その中で他を大切にし人を思いやる心、感謝する心を子ども達に伝えています。
全人教育
全人教育とは、玉川学園の創立者である小原國芳先生が提唱された教育の理念であり、学問の理想(真)、道徳の理想(善)、芸術の理想(美)、宗教の理想(聖)、身体の理想(健)、生活の理想(富)という人間文化の6つの価値を調和的に成長させ、知性・感情・意思の円満な陶冶を目指す教育です。
また、反対の合一(大胆で細心で、朗らかで淑やかで、気はやさしくて力持ちでというように、相反する二面を一つにし、人間味あふれる人を目指す)、個性の尊重(竹は竹の、百合は百合の、松は松の本性を、太郎は太郎の、花子は花子の唯一無二の本領を発揮したときが最も美しい)、労作教育(百聞は一見に如かず、しかも百見は一労作に如かず、自ら考え、試みて行うことが大事)を柱に加え大切にしています。
草萠学舎では子ども達の発達段階を考慮し、これらを3つの要点にしぼり、活動を展開しています。すなわち、「つよい体」「よい頭」「きれいな心」の「光の子」を育成することを保育の目標としています。
指導の方針
あそびは天性
くつろいだ雰囲気の中で、のびのびとあそぶことに保育の主眼をおいています。あそびは子ども達のたくましい体と望ましい心の発達に欠くことのできない栄養源なのです。
幼き日に汝の造り主を覚えよ
子ども達は毎日行なう朝の礼拝や、牧師さんの聖書のお話を通して、誰にでも親切で、素直に感謝できる心を自然に育てていきます。
生命の大切さを知らせる
動物の飼育や植物の栽培などを日常的に行なっています。豊かな四季の移り変わりを子ども達自身が肌で感じ、自然の持つ不思議さや、生命の大切さに気づいていきます。
やはりしつけも大切
天真爛漫で純一な子どもらしい心を大切にしながら、日常生活に必要な基本的習慣や態度といったことを、子ども達の発達段階に応じて、確実に習得させていきます。
思考力の芽生えを培う
子ども達の持つ興味や関心を大切にして、自主的、自発的に遊びや仕事を行なうように促し、思考力の芽生えを培っていきます。
道徳性を育てる
友達との集団生活や共同作業を通して、自主、協調などの社会的態度や、まわりに迷惑をかけないなどといった、道徳性の芽生えを大切に育てていきたいものです。
豊かな情操と創造性を育む
音楽リズムや絵画、工作、劇や英語遊び等の様々な表現活動を通して、豊かな情操と創造性を身につけ、発達段階に応じて、正しく豊かな言葉も習得していきます。
行事を大切に
伝統的な行事を大切にしています。子ども達は行事に参加することにより、家庭や地域そして社会とのかかわりを有意義に体験していきます。
総合的な指導を
子ども達ひとりひとりの生活経験に即して、その興味や欲求を生かしながら、かたよりのない総合的な指導を行なうよう配慮しています。
家庭教育と保育園
保育懇談会や個別面談を通し、専門的な立場から、幼児の特質や育児のあり方などを総合的に解説し、家庭教育と相まって、保育の効果を上げるよう心掛けています。