にしくに日記

【9月の聖句】平和をつくる者は幸いです。

蜂の巣
平和をつくるものは幸いです。 —マタイによる福音書 5章9節—

8月半ば、ハウス庭で複数のハチを見かけた職員が、茂みの中にアシナガバチの巣を見つけました。木の枝葉をそっとかき分けると、成長した巣に群がるハチ達、その数およそ20 匹。
刺される危険性から共存もできず、ここは巣ごと駆除しましたが、考えてみると案外、大人さえよく知らないハチの暮らし。ここはせっかくの機会なので、空き巣を虫かごに入れ、虫好きも苦手な子(職員)もみんなで観察。巣の構造や 幼虫の形、なぜここに巣を作るのか、そして活かす命に奪う命。子ども達に理屈めいたことは言わず、さまざまな「いきもの」の姿やありかたにについて、それぞれが「なぜ・ふしぎ」をふくらませる教材として、最大限活かしたいと思います。
さて巣に残されたサナギ、約2週間で成虫が出てきました…。
ハチ達にとれば私は親の敵(かたき)…『生きていれば、必ず災いの種となる…(また『鎌倉殿—』から引用)』(園長)

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