はらぺこあおむし〜体験を通して学ぶ〜

絵本「はらぺこあおむし」からアゲハ蝶に興味を持った2歳児クラスの子ども達。

保育園でも去年、今年とアゲハ蝶の飼育を行なっており、

絵本の世界と、実際のアゲハ蝶の生態とを行き来しながら活動を行いました!

  

あおむしが山椒の葉をバクバク食べている様子を見ると、

自分達で巨大なアオムシを作り、ご飯(風船)を食べさせてあげたり、

  

「じぶんたちもあおむしになりたいなー!」と、みんなでアオムシのお面を作り、

そのお面をつけてあおむしになりきって、りんごやすもも、いちごをパクパク食べる

身体表現にも発展しました。

   

あおむしが蛹になると、絵本と色が違うことに子ども達はびっくりしていました。

蛹の期間が長いので、心配になった子ども達は「もしもーし!だいじょうぶですかー??」と

自分達で作ったアオムシにおもちゃの聴診器を当てていました。

  

そして、いよいよ蛹からアゲハ蝶が羽化すると・・・

  

クラスにいるアオムシの背中からも小さいアゲハ蝶が飛び出してきました!

   

最後は、小さいアゲハ蝶(画用紙)に、子ども達が思い思いに色を塗ったり、

シールを貼ったりしてデコレーション。

実際にアゲハ蝶が飛び立ったことを思い出しながら、

オリジナルのアゲハ蝶を手に、一緒に園庭を散歩しました。

 

クラスで行った表現活動と生物の成長を連動させながら体感することで、

子ども達は自然の不思議さや生命の大切さを感じることが出来ました。

今後もこのような活動を大切にしながら、保育を行なっていきたいと思います!