玉川保育園では動植物の飼育・栽培を行っていますが、
今年は園庭で青虫を発見したことをきっかけに、
アゲハ蝶を幼虫から飼育しています!
最初のうちは、アゲハ蝶の幼虫が何を食べるのか分からず、あれこれしているうちに
本当の「はらぺこあおむし」になってしまったのですが、調べてみると幼虫は
『柑橘類』『みかん科の木』の葉っぱやパセリが大好物とのこと。
サンショウ(山椒)の葉っぱとパセリを観察ケースに入れて、
黒い幼虫を毎日子ども達と観察を続けていると、脱皮して綺麗な緑色に!
特にサンショウの葉が大好物らしく、毎日バクバク食べているうちにこんなに大きく!
観察ケースに蛹になる場所として割り箸を入れていると、そこをニョキニョキ登りながら、
口から糸を出して蛹になる準備をしている様子を見ることが出来ました。
子ども達が午睡中だったため、動画に撮って見せてあげると、
「口から何か出してる!」「浮いているように見えるね!」等、
昆虫の実際の動き、生態に驚いた様子でした。
幼虫を何匹か飼育していたため、幼虫から蛹へ成長する過程を見比べることも出来ました。
そしてある日、とうとう蛹から羽化してアゲハ蝶に!
子ども達はアゲハ蝶を目の当たりにして
「羽がキレイ!」
「蛹は小さかったのに、こんなに大きくなった!」
とびっくりしながらも不思議そうにしていました。
最後にアゲハ蝶をみんなで「またねー!」と園庭に放してあげると、
無事に飛び立つことができ一安心。
その後、園庭でよくアゲハ蝶を見かけることが多くなりました。
生まれた場所に戻る習性があるのでしょうか?
引き続き飼育、観察を続けていきたいと思います。