玉川保育園では以前より、観世流能楽師 中村政裕先生を講師にお招きし、
幼児クラスで能のお稽古を行なっています。
「能」と聞くと少し難しいイメージがあるかと思いますが、
お稽古の最初は、先生の能にまつわる楽しいお話から始まります。
この日は、能で使われる「獅子」の面を持ってきてくれた政裕先生。
怖い見た目の面だけど、実は「シーズー(獅子)」という可愛い子犬が元になっていることを
面白く教えてくれました。
楽しいお話の後は真面目にお稽古。
日本の文化に触れるとともに、「礼に始まり礼に終わる」といった礼儀作法、
挨拶やお辞儀、まっすぐ立つ・背筋を伸ばして座るといった、
日常生活に必要な基本的習慣や態度の習得にも繋がります。
歴史的に価値のある日本の伝統・文化に触れることは、大人でも滅多に無い機会です。
日々の保育や行事を通して、様々な体験をこれからも積み重ねていきたいと思います。