蝉の生態に迫る!

暑い夏の時期、保育園の園庭には子ども達のアイドルである「蝉」の鳴き声が響き渡り、

蝉を探し回る子ども達の姿は玉川保育園の風物詩の一つです。

また、蝉と同じくらい「蝉の抜け殻」にも子ども達は夢中で、

至る所にある蝉の抜け殻をバケツいっぱいに集めて「こんなにあったよ!」と見せてくれました。

            

今年は蝉の貴重な羽化の様子を子ども達と一緒に見ることが出来ました。

子ども達が「蝉の赤ちゃんが木を登っているよ!」と教えてくれたので見てみると、

まさに幼虫が土から地上に出て、羽化する場所を探している最中でした。

しばらく羽化の様子を見守っていると、薄かった体の色が少しずつ濃くなり、

アブラゼミらしくなっていくのを観察出来ました。

この羽化の様子を見た子ども達があることを疑問に思いました・・・

それは「この赤ちゃん(幼虫)はどこから来たんだろう?」ということ。

      

蝉のいそうな木の下を探索しはじめる子ども達。

しばらくすると、地面にまーるい穴を見つけて、

「地面の下から出てきたんだ!」と発見することが出来ました。

             

蝉取りだけではなく、そこから造形活動にも発展!

拾った蝉の羽根を使って「しおり」を作ったり、

抜け殻を使った立体的な作品にチャレンジしているお友達もいました。

季節ごとの環境の特徴を活かしながら、子ども達と色々な発見をしていきたいと思います。