ありさんのひみつ、水のふしぎ。〜あか組・しろ組の探究活動〜

あか組「ありの巣を描いてみよう!」

ケースの中のありをじっくり観察し続けてきたあか組(年少児)の子どもたち。

餌を運ぶありの様子や、巣の中に餌を集める場所があることなど、

たくさんの発見を積み重ねてきました。

そこで今度は、自分たちが見てきた「ありの世界」を大きな紙に表現してみることに。

迷路のような巣のトンネルを描いたり、ありの切り絵を貼ったり……

みんなで床に広がりながら、ありの巣の世界を思い思いに描いていきました。

  

できあがった作品には、毎日の観察で気づいたことがぎゅっと詰まっています。

子どもたちならではの豊かな観察眼が、そのまま表現された一枚になりました。

 

 

しろ組「なんで沈まないの?〜水の秘密を発見!〜」

様々な種類の紙を水に浮かべて、どれが一番長く浮くか、大きさを変えたらどうなるかを観察していた

しろ組(年長児)の子どもたち。実験を重ねる中で、ある疑問が生まれました。

 

「紙って、なかなか沈まないよね……なんで?」

 

そこで、1円玉を使った新しい実験にチャレンジ。

1円玉だけを水に入れるとすぐに沈むのに、ティッシュを水に浮かべてその上に1円玉を乗せ、

ティッシュだけを静かに沈めてみると……なんと1円玉が浮いたまま!

「1円玉が分厚く見える」「1円玉のところだけ凹んでいる」と、

横から覗き込みながら真剣に観察する姿がありました。

 

「もしかして、水に何か秘密があるんじゃないか?」

そんな気持ちで今度はコップいっぱいに水を入れて横から見てみると、

水面がぷっくりと盛り上がっているのが見えました。

1円玉の実験でも、コップの水でも、同じように水が「膜」のような力(表面張力)を

持っていることに、子どもたちは少しずつ気づき始めました。

紙が沈まなかったのも、この膜の上に張り付いていたから。

「じゃあ紙が沈んだのはなんで?」と、みんなで考えてみると、

「水が紙の上に入り込んで重くなって沈んだから」

「水が入っているタライにぶつかったりして、水(の膜)がこわれたから」と、

子どもたちなりの言葉で説明し合う姿も見られました。

 

そして今、しろ組ではこの活動を通じて、

クラスの人気者「しろぽん」というぬいぐるみを乗せる船を作りたい!

という新たな挑戦が始まっています。

しろぽんの重さを量りながら、どんな形で、どんな素材なら浮かぶ船が作れるか?

子どもたちの試行錯誤は、まだまだ続きます!