感謝の心を持つ人になりなさい。 —コロサイ人への手紙 3章15節—
現在幼児クラスでは月に2回の合同礼拝を行っています。毎月の聖句、あるいは聖書のさまざまな物語を題材に、紙芝居などの視聴覚教材、ときには作物や身の回りの道具などを活用し、楽しみつつ理解が深まる内容を心がけています。
コロナ禍の影響でしばらく途絶えていた、礼拝後のお話を担当した先生と子ども達との「握手」を再開しました。握手は中世の騎士が「利き手に武器を持たず敵意のない」ことを示す行為に由来するとされる、世界共通の挨拶マナーです。スポーツの試合やビジネスなど様々な場面にて、また絵本の場面や子どものうたの歌詞においても「あくしゅ」は多く出てくるモチーフです。
元来が「お辞儀」文化の日本人には今一つなじみにくい習慣ですが、ことばは通じずとも、目と目を合わせ手を堅く握り合うことで伝わる相手への信頼と友情のしるしとして、子ども達に意義を伝えていきたいと思います。手の差し出し方がわからず、手の甲や平を向けたり、利き手があわず「あれれ?」となることもありますが、そこは焦らず、ゆっくりじっくりと…「握手」(園長)